
待ち望んでいた最高の結果だった。DeNAの5年目右腕、深沢が5回2安打無失点でプロ初勝利。ヒーローインタビューでは「すごくうれしい」と照れくさそうに笑った。
ヤクルト打線に対し、三回まで走者を許さない完璧な内容。四回無死一、二塁のピンチでは、赤羽を二ゴロ併殺に仕留めるなどして切り抜けた。味方の援護にも恵まれ、「野手の皆さんに助けられて、落ち着いて投げられた」と感謝した。
千葉・専大松戸高からドラフト5位で2022年に入団。1軍登板の機会がないまま、24年に右肘の靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、育成契約も経験した。だからこそ、この初白星の喜びはひとしお。「リハビリの間にもいろいろ支えてくださった方に感謝」。苦労が報われた瞬間でもあった。
チームはこれで4月以来の3連勝。深沢は今後の巻き返しをにらみ、「しっかり試合をつくれるピッチャーになりたい」。これからも勝利のために懸命に腕を振り続ける。
【時事通信社】
〔写真説明〕プロ初勝利を挙げ、相川監督(左)と撮影に応じるDeNAの深沢=5日、神宮
2026年07月05日 22時31分