
【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、トランプ米政権がイラン指導部に対し、(1)核兵器保有につながるウラン濃縮活動の完全停止(2)弾道ミサイルの射程・保有数制限(3)親イラン勢力への支援中止―の3項目を受け入れるよう求めていると報じた。トランプ大統領は空母を中東地域に派遣し軍事圧力を強化しつつ、核問題を巡る交渉に応じるようイランに迫っている。
トランプ氏は28日、SNSで「核兵器のない、公平かつ公正なディール(取引)を交渉することを望む」と表明した。
同紙によると、米側は濃縮活動の完全停止に加え、保有する濃縮ウランの放棄を要求している。ミサイル制限では、米国の同盟国であるイスラエルを攻撃できないようにする狙いがある。支援の中止を求める親イラン勢力としては、イスラム組織ハマスやイスラム教シーア派組織ヒズボラ、武装組織フーシ派が含まれる。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領=27日、ワシントン(AFP時事)
2026年01月29日 16時09分