
日本穀物検定協会は27日、2025年産米のおいしさを示す「食味ランキング」を発表した。出品された144銘柄のうち、最高位の「特A」を獲得したのは新潟魚沼「コシヒカリ」など43銘柄。高温耐性のある銘柄は山形村山「つや姫」など27と昨年の24から増加、猛暑が深刻化する中で存在感を増した。
食味ランキングは1971年産米に始まり、専門家が香りや味、粘りなどから5段階で評価する。特Aに選ばれれば知名度が向上し、小売店で目立つ棚に並べてもらいやすくなるとされる。
特Aは前年より四つ増え、昨夏降雨に恵まれて気温が落ち着いた東北や、残暑が和らいだ九州の銘柄が多かった。今回は千葉県南「粒すけ」、茨城「ふくまる」が初めて選ばれたほか、北海道「ななつぼし」は16年連続で特Aを維持した。
一方、栃木県北や富山のコシヒカリなど7銘柄が特Aから陥落した。
協会は、「気候変動が激しく、産地の苦労も多い中で、高温耐性品種への切り替えが全国的な動きとなっている。それが如実に出た結果だ」と分析している。
〔写真説明〕炊きたてのご飯=資料
2026年02月27日 19時01分