
政府が10兆円規模の大学ファンドを通じて支援する「国際卓越研究大学」の第2号に認定された東京科学大について、文部科学省は27日、大学側が提出した今後25年間の体制強化計画を認可したと発表した。計画実施は4月からで、初年度分約124億円の助成が近く開始される。
松本洋平文科相は同日の閣議後記者会見で、「今後、東京科学大にはわが国全体の研究力をけん引していただくことを期待している」と述べた。
東京科学大は強化計画で、研究分野や組織といった壁を取り払い、達成すべき「ビジョン」を基に大学内外で広く連携する改革を掲げた。助成金の使途については、「8割を学生支援や研究人材獲得など『人』に使いたい」(同大・大竹尚登理事長)としている。
第2回公募では、東京科学大の他に京都大が「認定候補」として内定しており、学内で収賄事件などが相次いで発覚した東京大は「最大1年間の継続審査が必要」と判断された。卓越大の認定は全体で「数校まで」とされており、第3回公募を行うかは、継続審査の結果などが固まってから改めて判断される見通し。
〔写真説明〕閣議後記者会見に臨む松本洋平文部科学相=27日午前、国会内
2026年02月27日 09時22分