核爆発伴う実験否定=「臨界前」と説明―米エネルギー長官



【ワシントン時事】ライト米エネルギー長官は2日、FOXニュースのインタビューで、トランプ大統領が実施を指示した「核兵器実験」について「核爆発ではない」と述べた。核兵器が正常に機能し、爆発を引き起こせるかどうかを確認する「非臨界」実験(臨界前核実験)だと説明した。

ライト氏は司会者に核爆発ではないのかと重ねて問われ、「違う。心配する必要はない」と明言。「実施するのは新しいシステムについてで、核爆発ではない」と強調した。さらに、コンピューターにより「核爆発で何が起きるか、驚くほど正確にシミュレーション可能だ」と指摘し、核爆弾の設計変更がどういった結果をもたらすかも確認できると語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕2日、米南部フロリダ州の邸宅からホワイトハウスに到着したトランプ大統領(AFP時事)

2025年11月03日 17時59分


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