
【ワシントン、イスタンブール時事】米ニュースサイト「アクシオス」は2日、米国のウィトコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が6日にトルコのイスタンブールで、核問題を巡る協議を行う見通しだと報じた。トランプ米政権がイランへの軍事的圧力を強める中、緊張緩和につながるかが焦点となりそうだ。
実現すれば、米軍が昨年6月にイラン核施設を空爆して以降、米イラン間での初の本格対話となる。協議にはトランプ大統領の娘婿クシュナー氏のほか、トルコやエジプト、カタール、サウジアラビアなどの外相も同席するとみられる。
イランのペゼシュキアン大統領は3日、X(旧ツイッター)で「脅迫や不当な期待のない適切な環境が存在する限り、公平で公正な交渉を進めるよう外相に指示した」と強調。「協議は国益に沿う範囲内で行われる」とくぎを刺した。
米当局者はアクシオスに対し、衝突回避のため、イランの核保有阻止に向けた包括的な合意を目指す考えを明らかにした。米側は空母打撃群や戦闘機、反撃に備える防空システムを中東地域に集め、軍事行動を辞さない姿勢を示し、イランの譲歩を迫っている。
【時事通信社】
〔写真説明〕米国のウィトコフ中東担当特使(左)とイランのアラグチ外相(AFP時事)
2026年02月03日 18時01分