
【サンパウロ時事】南米チリのボリッチ大統領は2日、今年末に任期が切れるグテレス国連事務総長の後任選出で、バチェレ元大統領(74)が出馬すると正式発表した。女性初の総長就任を目指す。
中南米のブラジルとメキシコもバチェレ氏を支持。ボリッチ氏は声明で「(3カ国が)こうした行動を通じてグローバル・ガバナンス体制と多国間主義の強化に貢献するという共通の意思を示す」と表明した。
グテレス氏の後任は秋ごろに決まる見通し。地域ごとの持ち回りが慣例で、次は中南米の順番。初の女性選出の機運が高まっている。
バチェレ氏は2006年にチリ初の女性大統領に就任。国連女性機関(UNウィメン)の初代事務局長や国連人権高等弁務官を歴任した。総長選には、アルゼンチンのグロッシ国際原子力機関(IAEA)事務局長や、コスタリカのグリンスパン国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長らも出馬する見通し。
〔写真説明〕チリのバチェレ元大統領=2025年12月、サンティアゴ(AFP時事)
2026年02月03日 18時01分